忙しいとき、疲れたときに便利な作り置きのおかずも、ミネラル満点にしておきたいところ。常備菜としてミネラル豊富な「つくおき」があれば、ご飯を炊くだけで十分な食卓が整います。
昆布や煮干しをだしとして使ったあとは、捨てずに、醤油とみりんで煮ておくと、便利な「だしがら佃煮」ができます。ここにごまや海苔を足しておくと、おいしさもミネラル量もさらにアップします。
また、煮干しやごまに多く含まれる「カルシウム」は、お酢や梅干し、レモンなどと一緒にとると、体に吸収されやすくなります。小さめの煮干しを、酢とエクストラバージンオリーブオイルを同量に混ぜたところに入れていく「煮干しのオイルサワー漬け」。できてすぐからおいしく食べられて、冷蔵庫で保存もできます。漬け汁もドレッシングとして使う、スープに垂らすなどして使いましょう。食卓にも酢の物を1品足すと、ミネラルの吸収がよくなります。
そのほか、にんじんとナッツ、ごま、粉末だしなどのミネラル食材で作る「にんじんのミネラルしりしり」、基本のミネラルふりかけのアレンジとして「干しエビとあおさ海苔のふりかけ」「ひじきとごまのふりかけ」も子どもたちに人気です。
粉出汁、味噌、エキストラバージンオリーブオイルを加えてよく練りお湯を加えて溶くだけで、ミネラル豊富な味噌汁に。この「味噌のねりねり」と名付けたベースを田楽のたれにつかってみました。