モノをしまう場所がすぐにわかれば、元に戻しやすいものです。子どもがしまいたくなる収納アイデアについて考えてみましょう。

 

・収納場所にイラストやシールを貼る…パッと見てわかるので、子どもでも迷うことなく、楽しくモノをしまえます。5歳のEくんは、ポケモンのカードやグッズを入れる引き出しにポケモンのシールを貼ってもらったら、自分で引き出しにしまうようになったそうです。

・「片付いて収まっている完璧な状態の写真」を貼っておく…パッと見るだけで何をどうしたらいいのかわかるので、しまい方にブレがなくなり、元の位置に戻すクセがついてきます。

・中身が見えるケースを活用…おもちゃは半透明のケースにしまうと、いちいち開けてみなくても便利。なくしてはいけない細かい部品や大事にしておきたいモノは、中身の見えるファスナー付きプラスチック袋がピッタリです。

・リビングには子ども専用の「とりあえず箱」を置く…散らかっているものはとりあえずここへと決めておけば、子どもの手でもあっという間にスッキリ。急な来客も安心です。

 

「出しっぱなしにしていると、捨てちゃうよ!」という脅しことばよりも、楽しく片づけられる工夫を親子で考えてみましょう。

NPO法人 JAMネットワーク代表 高取しづか