大きくなるためには、あれもこれも食べさせなきゃ!

成長のためには、このくらいは子どもに食べさせないと!

そんなふうに思っていませんか?

 

子どもは、住んでいる環境、体質、体格、運動量、歯の発達、手や指の発達、それぞれみんな違います。

なのに、「これくらい食べましょう!」という基準や目安があります。よく考えると「なぜ?」と思いませんか。

 

子どもが10人いれば、10通りの食べ方や進め方があって良いのです。

基準があるから、「その通りにしなきゃ!」と思い過ぎるママもいるでしょうし、分からないことだらけで目安がある程度ないと不安になるママもいるでしょう。ママの気持ちもさまざまです。

だからこそ、「何をどれくらい食べるか」に焦点を当てるよりも、

まずは、お子さんの食べ方を確認してみてください。

 

・良く噛んで食べられているかな?

・食べるのは早くないかな?

・姿勢良く食べられているかな?

・あいさつはしっかりできているかな?

 

・「おいしいね!」「たのしいね!」って気持ちで食べられているかな?

 

「何をどれくらい食べるか」以上に、「どう食べるか」「どんな気持ちで食べるか」が大事! お子さんだけでなく、ママやパパについてもぜひチェックしてみてくださいね。

 

管理栄養士 幼児食アドバイザー 山口真弓