ひめゆり幼稚園の特長

武蔵野の面影をとどめる木々がうっそうと続く玉川上水緑道は、幼稚園の目の前。春はサクラ、秋には紅葉、冬木立と四季折々の自然に親しむことができます。緑道の鳥や虫など、小動物との出会いも、子どもたちには楽しみの一つです。

各学年2クラスずつの小規模な幼稚園です。それゆえ園の職員は、子ども一人ひとりの個性と個人差を知っています。担任だけが関わるのではなく、学園長・園長・フリーの職員・スクールバスの運転手まで一体となって関わる『チーム保育』も、小規模園ならではの利点です。

早朝7：30～夕方6：30まで開園しています。幼稚園の保育時間内（9：00～14：00まで）は、それぞれのクラスで通常の保育があり、その前後は、別棟にある預かり保育室で過ごします。保護者の就労の有無に関わらずだれでも利用でき、親子共々に有意義な時間になっています。

幼児は多くのことを体験と経験から学びます。ところが、近年のメディアの進歩は疑似体験を増やす一方で、「真の体験」をする機会を奪っています。山に登る、雪山で遊ぶ、自分たちで調理して食べるなど、初めての新鮮な体験に子どもたちは目を輝かせています。

園と家庭は、よく車の両輪にもたとえられます。子どもの生活は家庭と園と連続し、2つの場所は子どもにとって切り離せないものです。そこで、園での子どもたちの実際の姿に触れていただける機会として、親参加の行事を大切に考えています。子どもを通じて親同士の交流の輪が広がっています。