今年の年中組のファミリープレゼントは紙粘土で作ったキーホルダーです!
五月の下旬から、少しずつ製作を始めてきました。
ファミリープレゼントはいつもお世話になっている家族に”ありがとう”という気持ちを込めてで作るプレゼントなんだよ、と子ども達に話しました。
粘土を一生懸命こねて、割れ目ができないようにきれいに整え、星形、丸型、三角、ちょうちょなど……自分で好きな型を選んで型抜きをしました。
いつも遊びで使う粘土とは違うため子どもたちも「いつもと色が違う」「硬い」と違いを感じながら丁寧に形を作っていました。
すっかり乾くのに1週間ほどかかりましたが、子ども達は毎日のように「僕のキーホルダーできた?」「いつ乾くの~?」「固くなってきてる!」とわくわくしている様子でした。
粘土が乾いてからポンキーペンシルで色付けをしました。
「お母さん紫好きだから紫にする!」「これお姉ちゃんにあげるの」とプレゼントする人のことを思いながら色を付けている子ども達でした。
真剣な表情で色を付けている子ども達を見ていつも以上に集中しているように感じました。子どもたちの思いがたくさんこめられています。
色を付け終わったら、担任がニスを塗り仕上げました。
ニスを乾かしていると…
自分の作った物や友達の物が気になり、見に来る子が何人かいました。
出来上がった物を見て「早くあげたい! 喜んでくれるかな」とプレゼントすることを楽しみにしている様子でした。
出来上がった物を袋に入れ、テープで留めるところまで子どもたちが行いました。
粘土で形を作る所から、袋にテープを貼るまで「誰にあげるの?」「贈り物だから大事にね」「ありがとうの気持ちで作ろうね」と声を掛けながら丁寧に作りました。
子どもたちにプレゼントを渡す時「ありがとう」と感謝の気持ちも一緒に贈ろうね、と話しました。
おうちの人に「ありがとう」言えたかな?
子ども達の「ありがとうの気持ち」が沢山詰まったプレゼントです。
制作秘話を、沢山聞いてあげてもらえたら嬉しいです!
年中担任:渡辺楓、島村つぐみ