今日は修業式でしたね。

本日をもって、今年度のひまわり組はおしまいです。
3月に入ってから、色んなことがあったなぁ、やってきたなぁとしみじみ思うことが増えました。

思い出を振り返ると、当時の子どもたちの様子が頭を過ぎり、今目の前にいる子ども達がたくさん成長したことを感じ、目頭が熱くもなりました。

悲しいことも、辛いことも、楽しいことも、嬉しいことも、一緒に乗り越えてきましたね!

初夏にはかなへびもひまわり組の仲間に加わり、一生懸命お世話をしました。

夏休み中もミッキークラブのみんなと、朝にバッタやクモを捕まえましたね。みんなの飼いたい、お世話をするんだ!という強い気持ちが行動になって、その行動を見ていた周りの子どもたちや先生、色んな人が力を貸してくれました。

「誰かが自分のために何かをしてくれた時は、ありがとうを言おう!」と伝えてきました。子ども達の口から「ありがたいね」「ありがとう!!」「助かる~!」という言葉が自然に出てくるようになり、本当に嬉しかったです。

年明けにまめちゃんが死んでしまいましたが、その死もまた、子どもたちにとっては大きな経験になったようでした。

まめちゃんが死んでから、今まで以上にちゃんとお世話したい! という気持ちが芽生えてお世話をし始める子もいました。
作ったお墓には、いつも誰かがお花や実をお供えしてくれていました。担任がお墓の前で手を合わせていると、いつの間にか子どもたちもよってきて「ここちゃんとぷにちゃんは元気だよ」「一緒に大きい組になるんだ〜と子どもたちの口から話すこともありました。

そんなひまわり組の姿を、周りはちゃんと見てくれていて……昨日、まめちゃんのお墓を見てみたら……。

こんなにたくさんの花がお供えされていましたよ!

聞くと、学年問わず色んな子どもたちが集めた花を置いてくれいたようでした。
ゆりさんももさんも、花を見つけると「ここに置いておこう」とまめちゃんのお墓に花を供えてくれているようでした。

ほぼ1年を通して、ひまわり組のお世話をするんだ、大切なんだという一生懸命な気持ちが、幼稚園の子どもたちの心を動かしたんだと思います。
担任として、すごく嬉しい気持ちでいます。

オペレッタごっこも、今でも年少の子ども達が「ともだちほしいなおおかみくんやりたい!」と言いに来ます。
昨日も今日も、お部屋で楽しんでいました。

わたし(大人)の体感でも3カ月はそれなりの月日が過ぎた感覚がします。子ども達はもっと前のことだと思っていると思いますが……今でも楽しそうに唄ったり踊ったりをしています。

楽しかった気持ちや感情が、今もこのような形で残っているんだなあとしみじみ感じます。

かなへびの話ばかりになってしまいましたが……(笑)運動会も、発表会も、何気ない生活のワンシーンでさえも、子どもたちの心の成長が見られて感動の日々でした。

素敵な贈り物も頂戴いたしました。
本当にありがとうございます。1ページ1ページ、大切に拝見させていただきました。

表紙のともだちほしいなおおかみくんの動物たちが、オペレッタで着た衣装を着ていてとーーーっても感激でした!!! こぶたくんやおおかみくんのスパンコールも、たぬきくんとうさぎちゃんのリボンの模様も、きつねくんのボタンも!  ほんとうに再現度がすごくて感激です!!

いっぱい悩んで衣装を選んで、決めてよかった~~!! と思いました!

*今日のみんな*

やりたいという気持ちや好奇心、自分で選ぶ、という経験は、子ども達の自信に繋がっていく大切なことの1つだと思います。担任として、子ども達の「やりたい!」「これなんだろう?」「こうしてみたい!」という気持ちに可能な限り応えたい、環境を用意してあげたい、という思いで園生活を一緒に過ごしてきました。

今日のみんなの堂々とした晴れやかな表情を見て、本当によかったな、と思いました。仲間思いのひまわり組さんなら、絶対に素敵な大きい組になれると思います!

大きい組になっても、仲間を大切にして、楽しいことも辛いことも受け止めて、助け合って、どんどん前進していって欲しいです。
前なんか向けないよっていうくらい辛いことがあったら、肩の力を抜いて横を向いてください。渡辺はみんなの傍でいつでも見守っています! 困った事があったら一緒にどうすればいいか考えますし、面白い事があったら教えて欲しいし、逆に私が分からないことがあったら教えて欲しいです。

ひまわり組さんがずっと大好きです!

 

 

 

1年間、最高のときめきを、ありがとうございました。

 

ひまわり組担任:渡辺楓