ここ何年か、チューリップの球根を植えた後、害鳥対策で緑ネットをプランターにかけていますが、今週の火曜日から木曜日に園全体で4つほど球根がかじられたり、まるまるなくなっている事件が発生。(球根がなくなってしまった子の分は、園長先生が新しく買って来て下さった少し根が出ている状態の物を植えました。)食べてしまったのは鳥なのか?他の生き物なのか?わかりませんでしたが、更に上に土を被せてもう食べられないとよいねと思っていましたが…また今日、1つ球根が半分かじられた状態で発見。その事を年長に伝え、これ以上食べられない為にはどうしたら良いだろう…と考え始めました。監視カメラをつける、テントを張って寝泊まりして守る、球根を食べる動物を調べる、食べたのは絶対に虫だ!、ネズミの家を作ってそこに餌を置く等々たくさん意見や考えが出ました。話をしながら改めてプランター周りを見てみると、ネットを止めている杭の間に隙間がある事に気付き、そこを埋めるには重い物を置く!という結論になり、重石の作り方を園長先生に聞きに行きました。

要らない靴下やビニール袋に砂や水を入れてみるという話や、ネズミ返しとう物もある事を教わり、園にある物で自分たちで出来そうなことからやってみようとなり、ビニール袋に砂を入れて土のうを作りました。大きい木石や動物小屋の下に合ったブロック塀等も活用し、隙間は埋めることが出来ました。ネットの上の方にも、ネット同士のつなぎ目に隙間があり、ビニールタイで結びました。

そんな様子を見て、食べた動物がカラスだと思い、プランターの横にカラスのえさとして芝生などを集めた山を作っていた子もいます。

明日から2日間お休みですが、子どもたちが考えてやってみた結果がどうなるのか…月曜日にまた観察しようと思います。

 

すみれ組 入口 和美