ゆりのこ保育園から6月に貰って来たメダカ…3きょうだいだったのですが、夏休み中に1匹が居なくなり…原因が分からず、そして、10月20日にもう一匹も姿が見えなくなり…何でだろう…何処へ行ってしまったのだろう…と子どもたちと水槽を洗い、ポンプも調べ、砂利もよくかき混ぜ小分けにして取り出して見ても死骸も何も出て来なく…やはり原因がわからなかったのです。一緒にタニシが水槽に共存しているのですが、タニシが繁殖して1匹から8匹になり、大きさもメダカよりも大きくなり…でも、タニシは、水槽をきれいにしてくれ、死骸は食べても生きたメダカは、食べないという生き物なのですが…。タニシが食べたんじゃないか⁈という意見も出て来て…。確かにこんなに沢山、水槽に居なくてもいいのではないか…という話になり、幼稚園の池に逃がし、水槽のタニシの数を減らしてみました。

園長先生とも相談して、1匹しか居ないんじゃ、卵も生まれないし、どうしようか…と。ゆりのこ保育園にもう一度頼んできょうだいを頂こうか?となり、園長先生と水槽をよく観察して居なくなった事にも気付いていた2人が代表で電話をし話してくれ、2匹を頂ける事になりました。それからは、1匹しか居なくなってしまった水槽を気にして見る子どもたちが増え、「良かった。ポンプの後ろに隠れてた。」という声も聞かれるようになりました。

生き物を飼うという事。命の重さ。大きなテーマですね。居なくなったから簡単に次の生き物をどうぞ。とあげるのは、私は、違うと思っていて子どもたちにも難しい話ですけど、再度、命は、大事だという事。死んだら生き返らない戻せないという事。だから、みんながお父さんお母さんの代わりになってよく見てあげなくちゃいけない。という事を伝えました。

そして、昨日、ゆりのこ保育園のひろき先生から、「もう一度、メダカをあげますから、大事にお世話してね。」と直接、子どもたちにお話をして頂きました。日々、何が起こるかわからないですが、その時どうするのか…子どもたちとこれからも一緒に考えていきたいと思っています。

たんぽぽ組  島 孝子