施設紹介

河野百合子制作による『ステンドグラス』は、手づくりの温もりを伝える学園のシンボル

ひめゆり幼稚園・ゆりのこ保育園、姉妹園であるひめゆり保育園・てんじん保育園の建物には、手づくりのステンドグラスがはめ込まれています。すべて故河野百合子学園長制作による作品です。百合子がステンドグラスを学び始めたのは、姫百合幼稚園建て替えの頃(平成4年)。「自分の造った作品を建物に入れたい」との想いから猛勉強を始め、今ではすべての園舎にオリジナル作品が組み込まれています。その最新作が、ゆりのこ保育園エントランスの吹き抜け窓8連のステンドグラスです。

エントランスの8連ステンドグラス(ゆりのこ保育園)

花や風景、動物など自然をテーマに、四季の移り変わりを8枚の絵で表現しています。自然光を取り入れた吹き抜けのエントランスは光を受けて輝き、時間の経過とともに光の変化を楽しめます。



  • 桜とウグイス
  • 百合とゆりかごと虹
  • ツバメ、春うらら
  • 花火とヨットとカメちゃん
  • 仲良しウサギのお月見
  • 森の仲間たち
  • 空からの贈り物、春までお休み
  • 白鳥の湖、そして春へ

自宅アトリエで制作中の在りし日の百合子

ステンドグラスの制作は、かなり手間のかかる作業です。ゆりのこ保育園エントランスの作品は、タテ182cm ヨコ62cmの大作。8枚を7か月ほどの短い期間に仕上げることになり、時間と闘いながらの制作だったそうです。


園舎にはたくさんの作品が設置されています


360° パノラマビュー

姫百合幼稚園、ゆりのこ保育園の園舎を360°パノラマビューでご紹介します。