ひめゆり幼稚園理事長インタビュー


弱冠23歳で幼稚園を創設した河野百合子先生(現理事長)。開園当初から3年保育に取り組むなど進取の気性は今も健在。自然大好き、生き物大好き、好奇心あふれる姫百合幼稚園の創設者河野百合子先生の人となりは、姫百合幼稚園の教育に連綿と息づいています。
インタビュアー あきもとさちこ(ようちえん通信編集部)
―ひめゆり幼稚園創設の頃のお話を聞かせてください。
河野
開園したのは昭和26年です。東京都新宿区四谷に創設した姫百合幼稚園がはじまりです。私自身、モダンバレーを小さいころから続けていたのと、予防医学を学んだこと、児童文化活動に興味をもっていたこともあり、子どもの情操教育と健康づくりを根幹にした教育をしたいと、幼稚園を創設しました。当時23歳でした。都心の幼稚園なので、築地や銀座に店をもつ子息が多く通っていましたね。昭和47年までの21年間、四谷姫百合幼稚園の園長として幼児教育に携わっていました。
どんな園?_写真f
四ッ谷の頃の園舎(開園当初)
―四谷から小平に移ってきたのはなぜですか?
河野
昭和37年当時、私には小学3年・幼稚園児・1歳(現在の史郎園長)の息子3人がいたんです。男の子は、都心ではなく自然豊かな土地で育てたい!と切に希望し、玉川上水が目の前にある今の土地を見つけ出し、引っ越してきました。当時は鷹の台まで家が1軒もなかったんですよ。とにかく自然がいっぱいでした。小平に姫百合幼稚園を開園させたのは、その3年後の昭和40年です。
―幼い息子3人を抱え、2つの幼稚園の園長はハードじゃなかったですか?
河野
約10年間は、四谷と小平の2つの園を行ったり来たり走り回っていましたが、子育てそのものは大変とは思わなかったですね。両親はすでに亡くなっていましたが、職員も家族のように手伝ってくれましたし、子どもがいたからこそ頑張れたんだと思っています。苦労したぶん、親の気持ちもわかるし、子育てのおもしろさもわかるようになりました。
―ご自身『自然派』と称されていますが、保育にもそれは活きていますか?
河野
子どもの頃から生きものが好きで、中でもヘビは大好きでしたね。一日中眺めていても飽きませんでした。息子たちが自然や生き物が好きで詳しいのも、母親である私の影響だと思います。『自然と体験』は姫百合幼稚園の教育のベースになっているとても大切な概念です。
―今、そして将来を生きる子どもたちに、自然や体験は大切ですか?
河野
ことばでは「命を大切に」というが、子どもが本当に『命』のことがわかるのは、生き物と接しているときです。食べ物だって、動物や植物の命を頂いています。命を頂いて自分が生きている、そのことを「体でわかる」ことが幼児期はとても大事です。お芋を掘る、野菜を育てる、生き物を飼う、自然の中で遊ぶ…、せめて幼児の頃はこうした原体験をたくさん積んでほしいと思っているんです。
―先生の意思は、現園長の史郎先生がしっかりと受け継いでいますね。
河野
今の園長は、母親の私に負けず劣らず自然派ですしね。自然にどっぷりつかった幼少期を過ごしています。中学・高校の頃から雪国合宿や運動会・発表会などの行事を手伝い、園児ともよく遊んでくれました。今の子どもたちに何が大切かよくわかっていると思います。姫百合の『これから』をしっかり担ってくれることでしょう。
どんな園?_写真g
雪国合宿でも現役でご活躍の理事長
―最後に、母親の先輩として子育て真最中のお母さん方へメッセージをお願いします。
河野
「子育てを一緒に楽しみましょう!」と言いたいですね。楽しんでやるのが一番です。そのためにも、幼稚園ではお父さんやお母さんが一緒に楽しめる行事をいろいろ用意しています。『幼稚園は楽しい子育ての場』と考えてください。
 姫百合が認定こども園になって、お仕事をもっていても子どもを通わせることができるようになりました。もし私が子育てをしていた頃に、こんな制度があったら助かったなと思えるいいシステムです。子育てにどっぷりつかっていたいお母さんも、キャリアを活かして仕事を続けたいお母さんも、どちらのお母さんもお応援したいですね。
―本日はありがとうございました。益々のご活躍を期待しています。
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